こんにちは!
スピーチトレーナーの岡田美咲です。
ご覧いただきありがとうございます。

年度末は一年の中でも挨拶の機会が多い時期ですね。
昨日は異動・退職の挨拶のポイントについてご紹介しましたが、
今回はその反対、送り出す方「送別する側の挨拶」がテーマです!

必要な要素は?
①労いの言葉 ②離れる方の印象的だったエピソード ③締めの言葉(応援と感謝)

①労いの言葉
Point☆具体的な期間や業務内容を添える
【例】
〇「3年間、新規プロジェクトの指揮を取って活躍されました。お疲れさまでした」
△「@@さん、お疲れさまでした!」


②職場を離れる方の印象的だったエピソード
Point☆人柄がわかるポジティブなエピソードをチョイス!
【例】
〇「Aさんは昼休憩のとき、かならずはじめか終わりの5分間いないんです。
どうしてかなと思って、更衣室を覗きに行ったら・・・ご自宅にいるお子さんとテレビ電話してたんです!ワケを話して聞いてみると、夜に帰ったときにはもう寝ているからって。仕事中はきりっとした印象が強いAさんですが、家族思いで柔らかい一面もあることを知り、さらに信頼感が高まったのを覚えています。」
△「特に印象に残っているのは新規プロジェクトで同じチームになったことです。資料が早く、営業力もあるAさんは本当に出来る人だなと思っていました。」
(人柄でなく事実の羅列になっていますね。)

さらに上級テクニックはYouTubeで話しています!→【動画を見る】

③締めの言葉(応援・感謝)
Point☆事前リサーチで的確なメッセージを!
〇「Aさんが異動する先は、数字に厳しいB部長がいることで有名ですね(笑)。でも安心してください!B部長ももともとは、この支社で新人時代を過ごした同志です。B部長を中心にきっとみんなAさんのことを助けてくれるはずです。思う存分、挑戦してほしいと思います。」
△「異動後も体に気を付けて、たまにはうちの支社にも顔を出してくださいね。」

いかがでしたか?
今回はシンプルな構成とポイントをご紹介しました!

実は、このコラムと連動して投稿しているYouTubeでは、
上級テクニックについても話していますのでぜひご覧ください!
【動画を見る】

少しのポイントを抑えるだけでも”ありきたり”な送る言葉から、”相手への思いがこもった”メッセージに変化します。
送別なさる方に、あなたの感謝の気持ちがしっかり伝わりますように…☆

さて、次回は〈挨拶のとき緊張を和らげる方法〉についてご紹介します!
ぜひご覧ください♪

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