いつもご覧いただきありがとうございます。
シュイロ講師の岡田美咲です。

今回は【講師のひとりごと】ということで、私が最近感じたことをお話ししようと思います。

6月上旬、数日間大阪に行った際に
読売テレビさんが開催する学生アナウンスコンテストの見学をしてきました。

アナウンサーを目指す学生さんが対象のコンテストで、
当日は事前の動画選考などを勝ち抜いた約10名がステージ審査に臨んでいました。

審査は公開で自己PRや、モノ見せ&食リポ、そして4分間の番組作りにも取り組むなど盛りだくさん。

審査員、一般観覧のお客さんを前に緊張しながらも皆さん飛び切りの笑顔で頑張っていました。

中でも学生さんの個性が見えたのが、
原稿読み、フリートークなどを含む4分間の番組を構成し
実際のスタジオで披露するという選考です。

原稿やお天気は既存の原稿がありますが、フリートークは完全に1から。
そしてシンキングタイムはたったの30分!皆さん本当にすごいと思います!!

選考中、個性が光るトークが続く中で、とくに印象に残る話には特徴がありました。

〈聞き手がほかの誰かに話したくなること〉
〈圧倒的に一生懸命!「伝われ」の熱量が高いこと〉です。

この3つ、角度は違えど、いずれも聞き手の存在を大切にしているなと感じ、
私の中ではとても印象的で、後々まで心に残りました。

そして東京に帰る新幹線の中で、

かつての自分の放送は自己満足になっていなかったかな
視聴者さんのことを考えられていたかな?と、振り返りながら帰りました。

普段私もアナウンサー就活生の方々をレッスンをしたり
アドバイスをお送りする機会があります。

少々選考に慣れてくる時期になると
自己PRやフリートークを綺麗にまとめることが目的になってしまう方も少なくありません。

ですが本来は、相手の知りたいことを汲み取って言葉を紡ぐこと、
自分の持てる最大限の熱量で語ることが、
何より魅力を伝える方法なのではないかな、と改めて感じました。

思いがけず、伝えることの本質を見つめ直すきっかけをくれた
コンテストと学生さんたちには感謝の気持ちでいっぱいです。

大阪、思い切って行ってよかったです♪
また色んな地域に出かけて刺激を受けてご報告したいと思います^^

さいごまでご覧いただきありがとうございました!
それでは、また来週の月曜日にお会いしましょう!

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